岩茸石山の山頂 

                       


                          

山行No 005
山行日 1995年12月30日(土)
天候 晴れ
気温 高水山0℃
日ノ出  
日ノ入  
最大標高差 553m (軍畑駅240m→岩茸石山793m)
コースタイム 225分
山で会った人 10人くらい
メンバー 単独行

240m 軍畑駅 6:51
↓ 30分 21分
高源寺 7:12
↓ 25分 26分
五合目 7:38
↓ 25分 24分
九合目 8:02
↓ 10分 13分
759m 高水山 8:15 8:40
↓ 35分 20分
793m 岩茸石山 9:00 9:03
↓ 40分 37分
756m 惣岳山 9:40 9:45
↓ 60分 60分 途中15分休憩
240m 御岳駅 11:00

                       

中央線川駅で青梅線に乗り換える。
青梅線軍畑駅にて下車。

問い合わせ:JR東日本 http://www.jreast.co.jp

                    

駐車場はありません。


                               

松乃湯温泉 水香園
東京都西多摩郡奥多摩町川井
TEL:0428−85−2221
駐車場:50台
営業時間:9時〜16時
入浴料:1200円
食事付きコース:6500円
泉質:アルカリ性硫黄温泉
種類:大浴場
コメント:旅館の風呂を利用できます。宿泊は一泊二食付きで18000円。
オススメ度:

                            

出発
今回は初めて買った登山靴の足慣らしを兼ねて山に登ろうと思うので、比較的コース時間の短い高水三山を選んだ。それに前回の山行(大岳山)が少々長かったので今回は短めにしようと思っていたことも理由である。(はじめからビビリぎみ)

軍畑駅〜高水山
初めて京王線に乗って山に向かい、立川で青梅線に乗り換えて軍畑駅に6:51に到着。トイレに行きたいが見当たらないので我慢をする。駅から車道をしばらく歩いて行くと登山口になっている高源寺に着いた。そこに簡易トイレがあったので、急いで用を済ました(間一発)。これで落ち着いて登山が出来る。高源寺の横から登山道に入ると直ぐに防砂ダムの建設現場があり、登山道は通行止めになっていた。登山道は左手の林の中を迂回しろとあるので、薄暗い林の中の作業道を歩かされた。林の中から抜けると元の登山道と合流して、しばらく沢沿いの道を進んでいく。急坂を登るようになると五合目の石標があり、そこで小休止。六合目、七合目は見当たらず、八合目にて尾根に辿り着いたが周りは見渡せない。前から人が降りてきて、その人は毎年この時期に山頂近くの常福院に御参りしているそうだ。そしてその常福院に着き、お寺の左手の道をひと登りすると高水山に到着した。山頂は木々に囲まれて殆ど展望がなくがっかりした。ここで朝食にする。風が強く震えながら食事を済まして今度は高水三山の2つ目の山、岩茸石山へと向かう。

高水山〜岩茸石山
高水山から少し歩くと気分の良い道が続く。前方に2人の登山者がいて、この人達は常福院からの道を間違えて、ヤブ漕ぎをしてここまで急斜面を登ってきたそうだ。無茶をする人達だ(あまり人のことは言えない)。その人達は別れ際に「また後で」と言っていたが果たして私に追いつけるかな(フフフ)。岩茸石山に取り付くと岩がゴツゴツと出ている急坂になる。その登りをなんとか越えると岩茸石山の山頂に到着だ。ここの山頂も展望が良くなく、写真を何枚か撮ったら高水三山最後の惣岳山へと向かう。

岩茸石山〜惣岳山
岩茸石山からの下りはかなり急で、冷や冷やしながら降りていった。急な下りが終わると登山道は尾根伝いに続いており、段々と道が木々に狭められてゆき、とうとう山をトラバースするようになってしまった。滑りやすい落ち葉の上を木に掴まりながら進んでいくと登山道に合流した。どうやら道を間違えていたらしい(やっぱり)。私と同じように間違えた人も結構いるだろう。しばらく歩くと小さな祠があり、地図を見ると惣岳山を通り越してしまっていた。さっき間違えた道は惣岳山を巻いてしまったようだ。ここから惣岳山への登りは急坂だ。木や岩に掴まりながら山頂に到着。山頂には神社が建っている(おばさんが神社の影で着替えをしていたのでビックリ!)。展望は得られないので少し休憩をしてさっきの小さな祠まで降りて行き、御岳駅へと向かう。

惣岳山〜御岳駅
新しい靴の調子も良く、下りも随分楽になった。やはり登山には登山靴だ。調子が良いのでこのまま山を下りるのは勿体ない気がしたが計画通りに進もう。1時間程下ると送電線の鉄塔が建っている視界の開けた所があたので、そこで昼食にした。今まで視界が閉ざされた所ばかりだったので、ちょっとした展望でも妙に感動してしまう。天気も良くこのまま1日過ごしたくなるような、のんびりした気分だ。昼食も終わりまた下り始める。下の町が見え始めたら逆ルートの登山口に着いた。脇に竹の杖が何本か用意してあり、「お志300円まで」と書いてあった(300円以上ではないのが心憎い)。道をジグザグに降りて行くと御岳駅へ到着した。

下山後
今回の山行は殆ど展望が得られなかった。展望が無いとちょっとガッカリしてしまう。しかし新しい登山靴の調子が良く、足の疲れ方がだいぶ違ってくる。今回はあまり疲れなかったので、まだ歩き足りない気がした。