浅間嶺  (臼杵山付近より撮影

                       


                          

山行No 009
山行日 1996年02月25日(日)
天候 くもり
気温 登山口5℃ 浅間嶺3℃
日ノ出 06:17
日ノ入 17:32
最大標高差 638m (払沢の滝270m→908地点908m)
コースタイム 245分
山であった人 20人くらい
メンバー 単独行

610m 浅間尾根登山口 8:00
↓ 55分 50分
908m 908地点 8:50
↓ 45分 36分
850m 人里分岐 9:26 9:30
↓ 35分 13分
903m 浅間嶺 9:43 10:40
↓ 80分 50分
530m 時坂峠 11:30 11:53
↓ 30分 33分
270m 払沢の滝バス停 12:26

                       

行き
中央線立川駅にて五日市線に乗り換え、武蔵五日市にて下車。
もしくは、立川駅で青梅線に乗り換えて、
拝島駅にて五日市線に乗り換える。
武蔵五日市駅より数馬行きのバスに乗り、浅間尾根登山口にて下車。

帰り
払沢の滝入口より武蔵五日市駅行きに乗る。

問い合わせ 京王バス http://www.bus-navi.com/
JR東日本 http://www.jreast.co.jp
西東京バス http://www.nisitokyobus.co.jp/

                    

浅間尾根登山口周辺に数台
または
払沢ノ滝の駐車場


                               

周辺に日帰り入浴施設が見当たりません。


                            

五日市駅〜浅間尾根登山口 
 AM500起床。南平601発にて五日市へと向かい、五日市駅にて数馬行きのバスに乗り換える。バスには10人程の登山者が乗っていて、平均年齢45歳といったところか。浅間尾根登山口にてバスを降りて、しばらくアスファルトの道を進んでいくと登山口となる。

浅間尾根登山口〜浅間嶺
ここからは雪が積もっていてトレースが無ければ道に迷ってしまうかもしれない。道は急ではないが、雪に足をとられないように進んでいく。50分程で尾根の分岐点まで登ってくると展望が開けてくるが、あいにくと雪が多くて遠くの山が霞んで見える。尾根に出てからは緩やかな道が続くようになるが、雪は相変わらず積もっている。進んでいくと所々に展望が開けている所があり、御前山と大岳山が雄大に聳えている。一本松と呼ばれる小さなピークを過ぎ、人里へ下る分岐にて小休止していると、下の方から人の声が聞こえてきたので逃げるようにその場を立ち去った。(まるで野生動物のよう)
浅間嶺は人里分岐から直ぐのところにあった。屋根付きのベンチがあり、広く開けている。実際の浅間嶺はここから少し登った所にあるが、ここで食事にする。先日ガスコンロを買ったので今日は鍋焼きうどんを作ろうと思う。しかしここで重大な問題が発生した。なんと箸を忘れたのだ(ガスコンロのことで頭が一杯だった)。悩んだ挙げ句、木の枝をナイフで削って即席の箸を自作した。その箸で食べると、うどんが少々青臭くなるが、雪の中で食べる熱々の鍋焼きうどんは格別だ。うどんを食べ終えると、ひと登りして浅間嶺にて写真を撮った。目の前には大きな御前山と大岳山。そしてうっすらと鷹ノ巣山が見えるが、それ以外はガスで見えない。写真を撮り終わったら時坂峠へ下山を開始する。

浅間嶺〜払沢の滝
下りは急ではないが、雪のために滑りやすく、アイゼンが欲しくなる(すぐ道具に頼りたがる)。しばらく降りていくと山荘があり、大岳山の眺めがとても良かった。この山荘から林道が続いており、この道で時坂峠へ向かい、10分程で到着。ここで道が二手に分かれていて、地図を見ると林道をずっと歩いて行くようなので、このまま林道を進んでいった。が、しばらくすると道が行き止まりになってしまった。地図にもこの道は載っていないことに気が付いた。何だか地図に腹が立った(道具に頼るが、道具のせいにもする)。悩んだ末、時坂峠まで戻ることにし、20分程のロスとなった。時坂峠にてもう一方の道を降りて行くと、直ぐに林道に出て、これを横切るとまた林道に出た。今度こそこの林道を降りても間違いなさそうだ。しばらく下っていくと家族連れが道を登ってきた。この家族に払沢の滝はどこかと尋ねられた。滝は道を下った所だと教えるとガッカリしていた。この家族の他にも道を間違えて何人もが林道を登ってきて、その度に道を尋ねられた。払沢の滝の駐車場に着くと、駐車場待ちの車で混雑していた。予定より30分早く払沢の滝バス停に到着した。このバス停は前回の山行(御前山)で、行列を作ってバスを待っていたが、今日の待ち人は10人位でほっとした

下山後
今回の山行は残雪の上を歩いたことと、道を間違えたことがポイントだ。全体的にペースが早く、雪が多かったためか、周りを見ずに足下ばかりを見て黙々と歩いてしまった。浅間尾根は雪が無ければ子供でも歩けるところだろう。帰宅後、間違えた道を地図で捜しても載っていなかったので、100%地図を信頼することは命取りになるかもしれない。良い教訓となった。

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