臼杵山 (景信山から撮影)

                       


                          

山行No 010
山行日 1996年03月09日(土)
天候 晴れ時々くもり
気温 市道山2℃
日ノ出 06:00
日ノ入 17:43
最大標高差 652m (沢戸橋バス停190m→臼杵山842m)
コースタイム 375分
山で会った人 20人くらい
メンバー 単独行

190m 沢戸橋バス停 6:36
↓ 35分 39分
360m 登山口 7:15
↓ 50分 60分
687m 刈寄山 8:15 8:20
↓ 15分 18分
580m 入山峠 8:38
↓ 20分 17分
610m 鳥切場 8:55 9:00
↓ 95分 90分
795m 市道山 10:30 11:10
↓ 90分 70分
842m 臼杵山 12:20 12:30
↓ 55分 60分
390m 荷田子峠 13:30
↓ 15分 10分
235m 荷田子バス停 13:40

                       

行き
中央線立川駅にて五日市線に乗り換え、武蔵五日市にて下車。
もしくは、立川駅で青梅線に乗り換えて、島駅にて五日市線に乗り換える。
武蔵五日市駅より 

払沢の滝行
小岩行き
藤倉行き
笛吹入口行き
数馬行き

   のどれかに乗り、沢戸橋にて下車

帰り
荷田子より武蔵五日市駅行きのバスに乗る。

問い合わせ JR東日本 http://www.jreast.co.jp
西東京バス http://www.nisitokyobus.co.jp/

                    

沢戸橋バス停より林道を進むと苔むした石橋があって、
その橋の付近の路肩に約6台分の駐車スペースがあります。
この林道はダンプカーの往来が激しいので、駐車には配慮してください.


                               

周辺に日帰り入浴施設が見当たりません。


                            

出発〜登山口 
 AM4:20起床。南平5:08発の京王線で分倍河原へと向かい、南武線と五日市線を乗り継いで五日市駅に到着。バスを待っていると持病の頭痛がしてきたので薬を飲んで様子を見る。払沢の滝行きのバスに乗り込み沢戸橋へと向かう。乗客はいつものように10人位だ。停留所に着き、私1人がバスから降りる。バスを降りた途端に何台ものけたたましいダンプカーとその粉塵の嵐に出迎えられた。登山口は採掘場の奥にあるので、そこまでは狭い林道をダンプカーを避けながら進んでいくと、林道の終点に登山口があった。これで静かにゆっくり歩ける。

登山口〜刈寄山付近
軽自動車がやっと通れるくらいの道を歩いていくと、道は行き止まりのようになっていて道標は奥の薄暗い沢を指していたので、沢を飛び石伝い進んでいった。だんだん薄暗くなり、なんだか薄気味の悪い所で本当にこれが登山道なのかと不安に思う。地図にこの道は荒れていると書いてあるので、こんなものかとタカを括り奥へと進んでいくと、とうとうその沢は行き止まりになってしまった。周りには登山道らしきものは見当たらず少々焦ってくる。引き返そうかと思ったが、他に登山道らしきものは無かったので、目の前の崖をよじ登ってやろうと決心した(引き返すのがちょっと面倒だったから)。前日に降った雨で土はぬかるんでいて、非常に滑りやすくなっている。丈夫そうな草や木にしがみつき、磁石を頼りにドロドロになって登っていくと、何とかどこかの尾根まで辿り着いた。もうヘトヘトだ。現在地が何処か判らないが、ウロウロしていたら登山道が見つかったので刈寄山へ行こうかと思うが、どこが刈寄山なのか判らず、、この辺りで一番高そうな所へ行ってみることにする。目測で一番高い所と思って着いたピークは、本に書いてあったあずま屋が見当たらないので刈寄山のピークとは違うのだろう。でもヤブ漕ぎで体力を使っていたので辺りを捜す気力が無く、取りあえず刈寄山のピークは諦めて市道山へ向かうことにする。少々心残りだけど無理をして道に迷っても無駄な体力を消耗させるだけかも知れない(残り少ない体力だから)

刈寄山付近〜臼杵山
気を取り直して登山道を進んでいくと鳥切場に着き、丹沢方面への展望が広がっていた。鳥切場からは小さなピークをいくつも越えたりしながら進んでいくので結構つらいものがある。途中で古い鎖場があったり、残雪に滑りそうになりながら生藤山への分岐を過ぎると市道山に到着した。2坪位しかない狭い山頂は木に囲まれて展望はまったく得られない。今日は朝食をあまり採らなかったので、ここまでずっとお腹が空いていた。お湯を沸かしてカップラーメンを食べていると何人かの登山者が登ってきて、写真を撮ってくれと頼まれた。40分程何にも無い山頂にいて今度は戸倉三山最後の山である臼杵山へ向かう。途中ですれ違った登山者に皇太子殿下に似ていると言われた。(どこか似ているんじゃ。)急な登りを越えると臼杵山だ。市道山より山頂は広いが、やはり展望は全く得られなかった。山頂の写真を撮って早々に下山を開始する。

臼杵山〜五日市駅
30分程下った所に植林地があり、展望が大きく開けていた。新宿の高層ビル群がうっすらと見える。ここまで殆ど樹林の中を歩いて、展望が開けた所がなかったので、これでやっと山に来て良かったと実感できた。そこでしばらく展望を楽しんでから再び下山を始める。目の前には大きなマントを羽織っているような大岳山が見える。まさに奥多摩のシンボル的存在だ。少し雲が出てきて風と共に小雪が舞ってきた。それも荷田子峠に着くころには止んでしまった。荷田子峠に着いてからは逆に暑くなってきた。ジメッとした森の中を抜けると一般道に出て、荷田子バス停に到着した。予定より20分早くバス停に着いたので1本早いバスに乗ることができた。(小さな喜び) 五日市線には高校の卒業生たちが乗っていて、自分の卒業時のことを少し思い出した。


下山後
今回の山行は刈寄山までヤブ漕ぎで登ったことが一番つらかった。あそこでスタミナをだいぶ使ってしまい、後の登りがきつく感じられた。しかしあの沢には他に道はなかったのに、どうして道に迷ったのだろう。もうあんな事はしたくない。いつもと違って山が襲ってくるようにも感じられた。戸倉三山は静かで落ち着いた雰囲気をもっている山だが、私にとって今一つ面白味に欠けるので、また登ろうとは思わない。でも刈寄山の本当のピークに登らなかったことが悔いに残る。これからは納得がいくまで捜してみようと思う。