九鬼山 (百蔵山より撮影)

                       


                          

山行No 026
山行日 1997年01月04日(土)
天候 晴れ
気温 九鬼山−4℃ 御前山3℃ 
日ノ出 06:51
日ノ入 16:41
最大標高差 650m (九鬼山970m→猿橋駅320m)
コースタイム 300分
山で会った人 10人くらい
メンバー 単独行

415m 禾生駅 6:35
↓ 15分 15分
440m 九鬼神社 6:50 6:52
↓ 80分 88分
970m 九鬼山 8:20 9:28
↓ 50分 42分
700m 札金峠 10:10 10:17
↓ 50分 38分
797m 馬立山 10:55 11:10
↓ 40分 40分
730m 御前山 11:50 12:00
↓ 20分 15分
674m 神楽山 12:15 12:20
↓ 20分
田中峠 55分
↓ 25分
320m 猿橋駅 13:15

                       

中央本線大月駅にて富士急行に乗り換えて禾生駅下車。
富士急行の駅は、大月駅下りホームの前の方にあります。

問い合わせ JR東日本 http://www.jreast.co.jp

                    

付近に駐車場はありません


                               

付近に日帰り入浴施設が見当たりません。

                            

禾生〜九鬼山
 今年最初の登山となる今回は、前々回の高川山から眺めた九鬼山に登ろうと、前回と同じ電車にて禾生駅へ向かった。禾生駅で降りたのは私一人で、まだ薄暗い道を登山口へ向かって歩いて行くと、右手にこれから登る九鬼山が見えている。登山口となる九鬼神社から登り始め、伐採工事中の現場を過ぎてしばらくすると尾根へ出る。尾根からは見え隠れする大きな富士山を眺めながら登っていくと、一直線に伸びている急登が始まる(挫けそうになる)。真っ直ぐに登ると後ろに倒れそうになってしまう程のかなり急勾配な登山道を登り切ると、正面に富士山が現れ、素晴らしい展望が広がる富士見平に出る。ここから緩やかな登山道をひと登りすると九鬼山の山頂に到着だ。

九鬼山〜馬立山
山頂からは北面が開けていて、大菩薩連嶺がすらりと見渡せる。あの山からこの山頂まで歩いた線でつながってるなんて、実感がイマイチ沸かない(何回かに分割したからか?)。南面は富士山の正面だけ木が伐採されて無理に富士山を見えるようにしているが、嬉しいのか悲しいのか分からない。山頂にて食事にするが、時間も早くあまりお腹は空いていないけど、今回初めて用意したドライ食品のチキンライスを調理した(荷物を少しでも減らしたかっただけ)。家で練習してこなかったので出来上がりは今イチで少々心が残ってしまった。そして山頂は風が強く冷え込んでいたので直ぐにご飯が冷たくなってしまい、味は最悪となってしまった。何とか腹に詰め込んで山頂を後にする。急な坂道を下っていくと札金峠に到着。左右に分かれている道は広くて快適そうに見えたが、険しそうな直進する道を登っていく。峠から道は急に荒れて迷いそうになるが注意深く進んで行き、急登を登り切ると馬立山の山頂に到着。

馬立山〜猿橋
この山頂も北面が開けていて展望が良く、これから目指す御前山と神楽山も見える。小休止したら馬立山の急な岩場を下る。この岩場が妙義山並みでけっこう怖く、それに足場の岩が不安定でヒヤヒヤしながら降りていった。馬立山を下り終わり、尾根道を進んで行き、大きな岩を回り込んでひと登りしたら山頂が岩で覆われた御前山に到着した。この山頂は九鬼山より展望が良く、目の前に遮る物が無いので富士山もきれいに見える。展望を楽しんだら次の目的地である神楽山へ向かい、歩いて行くと直ぐにTVアンテナが立つ小さな神楽山の山頂だ。山頂から急な坂を下っていくと方向がおかしいことに気づき、一旦山頂まで戻ってからルートを逆戻りしていくと下山道を発見できた。猿橋までの下山途中で住宅建設工事の為に迂回路を通らされるハメになり、道が荒れて判り難い迂回路を何度も道に迷いそうになりながら猿橋駅に到着した。猿橋駅からは百蔵山と扇山が良く見えて、あの山にもいつかは登ってみたい。高尾行きの電車に乗り込むと座席が空いておらず、高尾まで立っていくハメになってしまった。疲れた。

下山後
 今回の山行は札金峠から先はあまり人が歩かない為か道標が殆どなく、それに私は一般ルートの逆を行ったので余計に道に迷いそうになった。九鬼山一帯は夏になるとヤブで道が荒れてしまうだろう。

九鬼山 山頂からの展望写真