笹子雁ヶ腹摺山

                       


                          

山行No 031
山行日 1997年04月26日(土)
天候 晴れ
気温   
日ノ出 04:55
日ノ入 18:23
最大標高差 337m (笹子峠1020m→笹子雁ヶ腹摺山694m)
コースタイム 145分
山で会った人 0人
メンバー 単独行

1020m 笹子峠 4:55
↓ 90分 75分
1357m 笹子雁ヶ腹摺山 6:10 6:40
↓ 55分 50分
1020m 笹子峠 7:30

                       

中央自動車道大月ICを降りたら国道20号線(甲州街道)を勝沼方面へ
JR笹子駅を過ぎて約1キロ程進んだら、右に曲がる急カーブがあるので、
そのカーブの入口付近にあるドライブイン松本屋を過ぎたら直ぐに左折して、旧甲州街道より笹子峠へ向かいます。
舗装済みの道路を進むと、やがてトンネルが現れて、トンネルを越えた所に駐車スペースがあります。


笹子峠への道は旧甲州街道と呼ばれ、笹子峠まで舗装済み。


                    

旧笹子トンネル脇に約10台分駐車スペース有り


                               

真木温泉
山梨県大月市大月町5353
TEL:0554−22−0146
駐車場:50台
営業時間:11時〜17時
入浴料:入浴のみ1200円、入浴・休憩2000円など
泉質:単純硫黄泉
種類:大浴場、露天風呂
コメント:純和風旅館の風呂が利用できる。(要予約)
オススメ度:


                            

出発前
 今月に入って週末は悪天候が続き、やっと月末近くになって天気が良くなりそうなので何週間ぶりに山に登れそうになった。しかし明日の日曜日は仕事になってしまったので、今回の山行は登山時間の短く、車で峠まで行ける笹子雁ヶ原摺山に登ることにした。3つある雁ヶ原摺山のうち、最後に残っていた笹子雁ヶ原摺山だ。

笹子峠〜笹子雁ヶ腹摺山
 今年新しく購入した車で登山口となる笹子峠へ向かう。大月ICから国道を進んで旧道を登っていくと自宅から1時間で呆気なく笹子峠に到着。せっかく4WDを買ったので、もう少しオフロードだとよかったのに。まだ夜明け前なので車の中で寝ていたら、すっかり寝こんでしまって(いつものこと)、目を覚ました時にはもう明るくなっていたので、慌てて準備をして目を擦りながら登山を開始。昔からある笹子峠には道中安全祈願の小さな神社が建ってあり、多くの人で賑わっていただろうこの峠も今では登山者しか通らない。峠から登っていくと、あちこちで山ツツジが咲いており春を感じさせてくれる。そして偶然なのか、ちょうど登山道から下は新緑で、上はまだ新緑の芽が出ていない。不思議に思ったが山にも下からジワジワと春が登ってきている。そして登山道は今回の最大の難所となる急登になり、登り切って小さなアップダウンを繰り返すと大きな送電線の塔が立っている所に出る。ここは木が伐採されて展望が結構良く、南アルプスや奥秩父の山々、大きな富士山が見渡せる。この辺りで胃がムカついてきた。前回の石老山でもそうだったが、食欲がなくなり何度も吐きそうになる。でもあと少しで山頂なのでがんばって登ることにする。山頂部に取り付くとほぼ一直線に急登が続き、吐き気を堪えながらやっとの思いで山頂に到着した。

笹子雁ヶ腹摺山〜笹子峠
山頂からの展望は素晴らしく、気持ちが悪いことも忘れて展望写真に熱中した。この山も秀麗富岳12景の1つなので富士山の眺めは良いが、今までの秀麗富岳と比べるとイマイチという感じだ。いつも西に見えていた大菩薩連嶺も今日は東から違った角度で見えている。そして遠くには久しぶりに八ヶ岳が見える。山頂にて食事の予定だったけど、食欲が無いので展望を楽しんだら下山を開始する。岩がちの急坂を下って送電線の所まで降りると、たぶん送電線工事の為の作業道だと思うが笹子峠への近道らしいルートがあり、往路のアップダウンをまた繰り返したくないので、そっちの道を行くとことにする(大丈夫か?)。道は稜線を巻くように作られており、往路もこの道を行けば楽に登れただろう。ポカポカ陽気の道を下っていくと、7:30に笹子峠に到着して登山終了。家には9:00に着いてしまうスピード登山だった。
 
下山後
今回の山行では吐き気がして気分が悪かった。原因は分からないが、多分タバコの吸いすぎと寝不足が関係していると思う。下界で注意すべきことをやっておかないと、山が楽しくなくなってしまうので、これから山に行く前は気をつけよう。ちょっと体力的にも自信がなくなってきた。

笹子雁ヶ腹摺山からの展望写真