菰釣山 (鳥ノ胸山より撮影)

                       


                          

山行No 043
山行日 1997年09月28日(日)
天候 晴れ
気温 菰釣山20℃
日ノ出 05:33
日ノ入 17:30
最大標高差 609m (道志の森キャンプ場770m→菰釣山1379m)
コースタイム 265分
山で会った人 5人
メンバー 単独行

770m 道志の森キャンプ場 5:50
↓ 20分 32分
880m 水晶橋 6:22 6:25
↓ 50分 69分
1160m 城ヶ尾峠 7:34 7:42
↓ 50分 43分
1270m 中ノ丸 8:25 8:35
↓ 40分 37分
1190m 避難小屋 9:12 9:20
↓ 30分 29分
1379m 菰釣山 9:49 10:20
↓ 15分 14分
1190m 避難小屋 10:34 10:36
↓ 35分 30分
960m 林道終点 11:06 11:08
↓ 25分 31分
770m 道志の森キャンプ場 11:39

                       

東富士五湖道路山中湖ICを降りたら国道138号線を山中湖方面へ。
山中湖の南側に沿って車を走らせると、国道413号線(道志みち)となるので、
そのまま道なりに進む。
山伏トンネルを越えて道志村に入り、農協を過ぎたら
道志の森キャンプ場への道を右折する。あとは道なりに進むと道志の森キャンプ場です。


                    

道志の森キャンプ場に
約20台分の駐車スペース有り
キャンプシーズン中は管理者に駐車の旨、連絡しましょう。


                               

道志温泉 道志の湯
所在地:山梨県南都留郡道志村7501
TEL:0554−52−2384
駐車場:120台
入浴料:2時間500円
泉質:硫酸塩温泉
種類:大浴場、露天風呂
コメント:いつ行っても混雑している人気の温泉施設。
     行楽シーズンは避けた方がいいかも。
オススメ度:


                            

出発前
 昨日は山行の目的であった靴慣らしが上手くいかなかったので、また今日も靴慣らしに行こうと当初の予定だった菰釣山に向かった。登山口となる道志の森キャンプ場に約1時間半で到着。これくらい自宅から近いと運転も楽だ。キャンプ場ではまだ起きている人が騒いでいたので直ぐには眠れなかった(殆ど朝まで騒いでいた)。それでも寝袋に体を潜り込ませていると、どうにか眠れた。しかしまたやってしまった。起きたらもう明るくなっていた(恒例になってしまった)。急いで支度をして20分遅れの出発で菰釣山へ向かった。
登山口〜城ヶ尾峠
 山に入るまでは長い林道歩きがある。これが結構クセモノで何個所も道が分かれているので2回も道を間違え、1度目は違う道を10分程進んでしまった。出発時からすでに痛くなっている足を引き摺ってどうにか城ケ尾峠への登山口まで登ってきた。しかし足の痛みはひどくてこれからの山歩きに耐えられそうにもないので、靴慣らしを中止して用意してきた軽登山靴に履き替えて登山口から進んで行った。ひと登りすると後ろに今倉山が見えてきた。更に進むと城ケ尾峠に到着。

城ヶ尾峠〜菰釣山
ひと休みした後、先へ進む。登山道にはたくさんのクモの巣が張り巡らされて、よそ見をしていると顔にクモの巣が引っかかってしまう。中には大きな黄色いクモがいるので気が抜けない。クモの巣を払い除けながら中ノ丸のピークに着いた。向こうの方にこれから登る菰釣山が見える。中ノ丸から急降下してから高度を下げて行き、アップダウンを繰り返して非難小屋まで来た。小屋を覗くとキレイに掃除してあり、いつでも泊まれそうだ。そして最後の登りである菰釣山に向かう登山道を登って行くと、大きなヤマカカシに遭遇!高川山で見たよりも大きかったのでビビってしまった。ヘビですっかり用心深くなって登山道を登って行くと小さなピークの菰釣山の山頂に到着した。

菰釣山〜登山口
山頂から正面に御正体山が間近に見え、その左側に雲が係った大きな富士山がデーンと腰を下ろしている。そして金峰山まで見ることが出来た。夏が終わり空気も澄んできたようだ。金峰山まで見えたならもっと展望の良い山に登れば良かったと少し後悔。ここまで予定より40分遅れの到着だ。こんな足の調子で来週の仙丈ケ岳は大丈夫なのだろうか。インスタントの天ぷらソバを食べたら下山開始。非難小屋までの道はクモの巣を取り除いてあるので、調子良くスイスイと下って行くと、また同じ場所でヘビに遭遇。また驚いてしまった。小屋まで下ると犬を連れた人がおり、犬の頭を撫でると「グーッ」と怒っていた。小屋から直接下る道は廃道となり、ちょっと先から下る道が出来ていた。薄暗い道を下り、何度か沢を横切ったら林道に出た。ここからキャンプ場まで林道を進んで行くと、段々とキャンプしている人達が見え始め、出発地点の駐車場に到着した。帰りの温泉は道志の湯に寄ってみた。今回は直ぐ見つかったが、東京から近い為か、日曜日だからか、物凄い人で溢れかえっていた。洗い場は順番待ち。風呂では子供がはしゃぐ。ウンザリして早々に立ち去った。帰路は高速を使わずに道志を抜けて凄い夕立の中を帰って行った。

下山後
 今回の山行は昨日出来なかった靴慣らしが目的だったけど、今回も出来なかった。靴慣らしは足が直ってから徐々にやっていこうと思うが、ベロの長さが違うのが気に掛かる。5万円もした重登山靴なのでそう簡単に諦めがつかない。もう少し様子をみよう。