御坂黒岳  (河口大橋周辺より撮影)

                       


                          

山行No 061
山行日 1998年08月22日(土)
天候 くもり
気温   
日ノ出 05:05
日ノ入 18:23
最大標高差 783m (三ツ峠入口1010m→御坂黒岳1793m)
コースタイム 240分
山で会った人 20人くらい
メンバー 単独行

1010m 三ツ峠入口 5:07
↓ 90分 103分
1525m 御坂峠 6:50 7:00
↓ 50分 50分
1793m 御坂黒岳 7:50 8:20
↓ 40分 41分
1525m 御坂峠 9:01 9:10
↓ 60分 56分
1010m 三ツ峠入口 10:06

                       

中央自動車道河口湖ICを降りたら鳴沢方面へ。
1.5キロ程先の東恋路を右折して河口湖方面へ進み、河口湖大橋を渡ります。
(有料の河口湖大橋を渡らずに、河口湖畔沿いの道を進んでも大丈夫です)
河口湖大橋を渡ったら国道137号線と合流し、そのまま御坂方面へ進んでいくと、
新御坂トンネルがあります。そのトンネルに入らずにすぐ手前を右折したところに駐車スペースと登山口があります。


                    

御坂トンネル手前に4〜5台駐車スペース有り


                               

河口湖温泉 ロイヤルホテル河口湖 開運の湯
所在地:山梨県南都留郡河口湖町船津大池ポプラ公園前
TEL:0555−73−2228
駐車場:60台
営業時間:11時〜23時
入浴料:2時間1000円
泉質:カルシウム・ナトリウム−硫酸塩・塩化物温泉
種類:大浴場、露天風呂
コメント:旅館の風呂が利用できる。
オススメ度:


                            

出発
 今月の末に富士山に登ることが決定した。そこで最近腰の調子が悪いので、様子をみるために富士周辺で比較的に登山時間の短い御坂黒岳を登ってみようと登山口となる御坂トンネル入口へ向かった。前回の霧ヶ峰では諏訪ICまで車を走らせたが、今回は河口湖ICまでなので実際の距離よりも近くに感じる。登山口の駐車場に車を停めて日の出まで寝ようとするが、そばに国道が走っているため、騒音でなかなか寝付けない。寝付いたころに目覚ましが鳴り、準備をして登山口より山の中へ入っていく。

登山口〜御坂黒岳
 この季節特有である朝靄の中の登山道を登っていく。朝一番の登山道にはたくさんの蜘蛛の巣が張られて何度も顔に引っかかり気持ちが悪い。狭い登山道と広く歩きやすい登山道を交互に繰り替えして登っていくと雲の切れ間から御坂山が見えてきた。そこから更に高度を上げていくと、日溜まりに登山道を埋めてしまう程のヤブとなり、そこを抜けると荒廃した茶屋の建つ御坂峠に到着だ。この辺りは中世の城跡だったそうで案内図が設置されている。峠で写真を撮ろうとしたらカメラの具合が何か悪い。見ると電池切れのマークが点滅していた。取りあえず山頂まで写真を撮らずに電池を保たすことにする。御坂峠から登山道は時々岩混じりになったりして、急坂を登り切るとごくありふれた山頂の御坂黒岳の山頂に到着した。

御坂黒岳〜登山口
木や草が生い茂り展望は得られないので、少し行った所に展望所があるらしいので、そこへ行ってみる。木が刈り取られたその展望所に行って見ると、真っ白のガスで何も見えない。天気が良ければ目の前に大きな富士山が見えるはずだったのに残念だ。これでは展望所の意味が無いので山頂へ引き返し、お腹も空いていないので早々に下山を開始した。写真も電池を気にしながら何枚か撮り御坂峠へ降りてきた。草花の咲く長閑な御坂峠でひと休みしたら、登山口へと降りていった。登山道を歩いているとシャツの中に大きな蛾が入ってきて慌てて取り出した。

反省
今回の山行は富士登山の予行演習の意味合いとして登ったが、カメラの電池切れを見つけたし翌日に腰痛になり、その対策をしなければならないことも発見でき、天気は良くなかったけど行って良かったと思う。河口湖周辺の山は夏向きではない。今度は冬に登ってみたいものだ。