鷹山 (越前岳は右端)  金時山より撮影

                       


                          

山行No 107
山行日 2000年09月09(土)
天候 くもり
気温 山頂19℃
日ノ出  
日ノ入  
最大標高差 644m (十里木高原860m→越前岳1504m)
コースタイム 190分
山で会った人 10人くらい
メンバー 単独行

860m 十里木高原 7:38
↓ 40分 30分
1099m 馬ノ背 8:08 8:14
↓ 70分 53分
1504m 越前岳 9:07 9:40
↓ 50分 46分
1099m 馬ノ背 10:26 10:45
↓ 30分 21分
860m 十里木高原 11:06

                       

東名高速道路裾野ICを降りたら、富士山方面へと進みます。
まず富士サファリパークを目指して案内の標識に従って進んで行き、
富士サファリパークを越したら、やがて道路の左手に十里木高原の駐車場があります。


                    

十里木高原の駐車場(無料)
約50台駐車可


                               

山中湖温泉 紅富士の湯
所在地:山梨県南都留郡山中湖村山中865−776
TEL:0555−20−2700
駐車場:230台
営業時間10時〜21時
入浴料:700円
泉質:アルカリ性単純温泉
種類:大浴場(ジェットバス、気泡湯、寝湯、かぶり湯、源泉ぬる湯、
    ドライサウナ、ミストサウナ)、露天風呂
コメント:露天風呂は情緒があっていい。
オススメ度:


                            

出発
9月9日に御殿場の東富士演習場で陸上自衛隊の火力演習に兄親子が見学することになったので、それに便乗して静岡の山に登ろうと、演習場から程近い愛鷹山の越前岳に登ることにした。
登山日前日の夜は雨が降って翌日の天気が心配になったけど、当日の朝を迎えると、雲ひとつ無い青空に富士山がクッキリと姿を見せてくれた。火力演習場の会場で兄親子と別れたら、登山口となる十里木へと車で向かう。

十里木高原〜越前岳
富士サファリパークを過ぎると十里木高原の駐車場があり、登山道はその駐車場から伸びている。明け方にあれだけ晴れていた天気はすっかり雲が多くなり、富士山も雲に隠れ始めてしまった。天気の回復を祈りつつ、まずは頭上に見える電波塔を目指して登山口より登り始める。階段状に作られた登山道を10分程登れば立派な電波塔の足元に着き、そばには展望台が作られている。残念な事にさっきよりも厚い雲が富士山を覆い始めており、雲の切れ目から山頂がチラチラと見えるだけになってしまった。この先の展望が心配だ。電波塔からススキが揺れる登山道を進んでいくと、ベンチが置かれた馬ノ背に着く。もう富士山はガスの中に入ってしまい、今日の展望は諦めることにした。登山口から馬ノ背までは、明るい登山道を登ってきたけど、ここから先は薄暗い樹林の中を進むようになる。日が当たらないから前日の雨でぬかるんだ所もあったり、クモの巣が顔に付いたりと、ちょっと気持ちが萎え始めてしまったが、黙々と登山道を登っていった。二ヶ所程、崩壊地を通り過ぎて勢子辻からのルートと合わさったら、山頂まではもう少しだ。なにかの高山植物(名前は分からない)の群生を抜けると愛鷹山の最高峰、越前岳の山頂に到着だ。

越前岳〜十里木高原
今日はあまりお腹が空いていないので、食事はしないこととして、流れる雲を眺めながらのんびりと山頂で過ごしたら下山を開始する。最近、下りで膝を痛めるので注意しながら登山道を下って行き、馬ノ背まで戻ったらベンチに腰を掛けて休憩する。清々しい風を受けながらボケーとしていたら、下からおじさんが上がってきた。そのおじさんが言うには、ここまでに2回ヘビを見たと言う。そのおじさんと暫くお喋りをしたら、重い腰を上げて駐車場へ下り始める。すると、本当に大きなヤマカカシに遭遇し、この分ではあともう1匹いるだろうと用心しながら降りていくと、またヘビがいた。今度のは黄土色したヘビで、三条の湯付近で見かけたヘビと同種類のようだ。そして電波塔が見えてきた頃、またヘビに遭遇し、これで三度目だ。今日はヘビの当たり日のようだ。電波塔を過ぎて階段状の登山道を下ると、十里木高原の駐車場に到着した。そして東富士演習場へ行き、兄親子を乗せると家路に就いた。

反省
今回の山行は、残念ながら富士山が雲に隠れてしまって、期待していた展望が得られなかった。折角、久しぶりに双眼鏡を持ってきたのに、1度も使うことは無かった。火力演習の実弾の爆発音が聞こえる度に、自衛隊の演習の方が楽しそうに思えてしまった。