西天狗岳  (根石岳より撮影)

                       


                          

山行No 108
山行日 2000年10月08日(日)
天候 晴れ
気温 夏沢峠7℃
日ノ出 05;40
日ノ入 17:17
最大標高差    m                      
コースタイム 335分
山で会った人 多数
メンバー
桜平 6:15
↓ 30分 35分
夏沢鉱泉 6:50 7:00
↓ 40分 51分
2330m オーレン小屋 7:51 8:05
↓ 20分 23分
夏沢峠 8:28 8:58
↓ 30分 37分
箕冠山 9:35
↓ 60分 57分
東天狗岳 10:32 10:42
↓ 15分 18分
西天狗岳 11:00 11:50
↓ 15分 10分
東天狗岳 12:00 12:15
↓ 45分 43分
箕冠山 12:58 13:10
↓ 30分 28分
オーレン小屋 13:38 13:55
↓ 30分 29分
夏沢鉱泉 14:24 14:36
↓ 20分 20分
桜平 14:56

                       

中央自動車道諏訪ICを降りたら最初の交差点を右折し、国道20号線を甲府方面へ進む。
約1キロ先に立体交差があるので、その下の新井を左折して茅野道路を通り、ビーナスラインに入る。
トンネルの手前を右折し鬼場橋を渡り、国道152号線を蓼科方面へ向かう。
ホテル尖石とガソリンスタンドのある交差点を右折し、尖石遺跡を通りすぎ、
三井の森ゴルフ場を過ぎて少し進んだら、桜平への林道へ右折する。
ダートの林道を道なりに進んで行くと桜平のゲートがあり、駐車スペースはゲートの左手奥にあります。

三井の森を過ぎたらダートとなりますが、最近整備されたようなので、そんなにひどいダートではないです。


                    

桜平の駐車スペースに6〜7台分の駐車スペース有り
この他にも林道脇に駐車スペースがいくつかあります。


                               

唐沢鉱泉
所在地:長野県茅野市豊平東獄4733
TEL:0266−76−2525
駐車場:30台
入浴料:1000円
泉質:硫黄線
種類:内場
コメント:秘湯の雰囲気で一杯です。露天風呂がないのが残念。
オススメ度:


                            

出発
TVニュースで行楽地の紅葉情報を流していたりと、すっかり夏も終わって秋の紅葉シーズンになってきました。そこで今月は久しぶりに兄と一緒に山に行こうと八ヶ岳の天狗岳へ向かった。

桜平〜夏沢峠
2年前に東天狗岳に登ったときは麦草峠から登ったけど、今回は最近整備された桜平から登ることにし、中央自動車道諏訪ICを降りたら登山口となる桜平へと向かう。三井の森を過ぎてダートの林道へ入って行き、しばらく進んだら桜平に到着。眠れない夜を車で過ごし(兄のイビキが原因)、日が昇って明るくなったら登山を開始する。紅葉がきれいな沢沿い林道を登っていくと、夏沢鉱泉に着く。建物の壁にはソーラーシステムがあったり、沢の脇には水力発電があったりと、電力確保に努めているようです。夏沢鉱泉を過ぎると本格的な登山道になりますが、急登が無いので紅葉を楽しみながら楽に登ることが出来ます。正面に硫黄岳が見え始めたらオーレン小屋となり、ここで小休止したら今度は夏沢峠へと向かっていく。何度か沢を渡り、徐々に沢の音が小さくなるにつれて高度も上がり、たくさんの人がいる夏沢峠に到着。

夏沢峠〜東天狗岳
峠からは硫黄岳の爆裂火口が間近に見え、その迫力に圧倒される。この夏沢峠から硫黄岳に登っている人も結構いますが、硫黄岳は今度の楽しみに取っておいて、天狗岳を目指して出発する。木々の隙間から浅間山を見ながら登山道を進み、箕冠山の分岐を過ぎると、突然森林が無くなって薄暗い樹林帯から脱出した。展望が開けて根石岳の向こうに目指す西天狗岳が荒々しく聳えているのが見える。展望風呂がある根石山荘を過ぎ、落石に注意しながら登っていくと根石岳の山頂だ。標高も2600mを越し、展望も申し分無いのに、硫黄岳と天狗岳に挟まれて、存在感が薄くなってしまっている。根石岳の岩場を白いガレ場まで下ると、いよいよ東天狗岳への登りとなる。落石を起こさないように登っていくと、多くの人が集まる東天狗岳の山頂に到着した。

東天狗岳〜西天狗岳
2年前に登ってきた時とは比べ物にならない人の多さに、少々イヤになったので、写真だけ撮ったら西天狗岳へ向かうことにする。東天狗岳を下って鞍部から岩場を登り切ると、西天狗岳の山頂だ。東天狗岳のゴツゴツした男性的な山頂と違って、少し丸みがある西天狗岳の山頂は女性的だ。360度の大パノラマを楽しみながら食事にする。10月もなると鬱陶しい虫どもは姿を消し、快適な食事を終えたら下山を開始する。
西天狗岳〜桜平
さっきよりも人が増えた東天狗岳を過ぎ、箕冠山までアルペン気分を満喫しながら戻っていくと、何だか頭の中が重くなってきて、どうやら頭痛が始まったようだ。おそらく寝不足が原因だろうが、もうこうなると気分はいっぺんにブルーになってしまう。箕冠山から夏沢峠へは降りずに、直接オーレン小屋まで下るルートを使って、小屋に着いたら沢の水で顔を洗ったり、頭を冷やしたりしたが焼け石に水で、頭痛薬を忘れたのが悔やまれる。夏沢鉱泉まで下ったら小屋のベンチで少し休憩して、桜平へと下っていった。唐沢鉱泉に寄って、温泉に浸かってみたが、余計にひどくなり、茅野駅の薬局で薬を買って、渋滞の中央道で家路に就いた。

反省
今回の山行は、展望も良く、コースも良く、紅葉もきれいだったので、満足のいく山行になったけど、人が多かったのが難点。あれだけ良いコースを人の多い時季に登ったのだから、これはしょうがない。今回の山行で、北横岳から夏沢峠までつながったので、北横岳から大河原峠までを歩いたら、北八ヶ岳完全縦走となる。北八ヶ岳の次は南八ヶ岳完全縦走計画が待っている。

天狗岳からの展望写真