本社ヶ丸  (都留市戸沢より撮影)

                       


                          

山行No 118
山行日 2003年05月10日(土)
天候 くもり
気温 登山口3℃ 山頂15℃
日ノ出  4:41
日ノ入 18:35
最大標高差 340m (三ツ峠登山口1290m→本社ヶ丸1630m)
コースタイム 185分
山で会った人 2人
メンバー 単独行

三ツ峠登山口 4:55
↓ 40分 38分
大幡八丁峠 5:33 5:40
↓ 20分 17分
清八山 5:57 6:05
↓ 10分 4分
清八峠 6:09
↓ 30分 28分
本社ヶ丸 6:37 7:21
↓ 25分 24分
清八峠 7:45 7:50
↓ 15分 3分
清八山 7:53
↓ 15分 11分
大幡八丁峠 8:04 8:10
↓ 30分 28分
三ツ峠登山口 8:38

                       

中央自動車道河口湖ICを降りたら鳴沢方面へ。
1.5キロ程先の東恋路を右折して河口湖方面へ進み、河口湖大橋を渡ります。
(有料の河口湖大橋を渡らずに、河口湖畔沿いの道を進んでも大丈夫です)
河口湖大橋を渡りきったら国道137号線と合流し、
そのまま御坂方面へ進んでいくと、新御坂トンネルがあります。
そのトンネルに入らずに手前を右折して旧御坂みちを進んでいきます。
しばらく進むと、道は二手に分かれますが、狭い方の道を進み、
突き当たりを左に曲がると、北口の登山口です。

北口の登山口から山頂付近まで林道が延びていますが、この林道を車で行ける所まで行こうなんてしたら、
脱輪又はスタックして脱出不能なんてことになりますので、車は北口登山口周辺に止めましょう。


                    

清川林道、登山口周辺の路肩に約10台程度の駐車スペースあり
最近5〜6台程停められる駐車場が手前に出来ました。


                               

河口湖温泉 野天風呂 天水
所在地:山梨県南都留郡河口湖町河口水口2217−1
TEL:0555−76−8826
駐車場:150台
営業時間:10時〜22時
入浴料:2時間1000円
泉質:カルシウム・ナトリウム・硫酸塩・塩化物温泉
種類:大浴場(檜風呂、圧注湯、寝湯)、気泡湯、打たせ湯、かぶり湯、水風呂、露天風呂
コメント:露天風呂が大小3つあったりと、楽しめます。
オススメ度:


                            

出発
寒い冬も終わって(雪山シーズンも終わって)温かい春がやってきました。登山を始めた頃はまだ子供はいなかったのに、今では3人の娘に囲まれた(見張られた)毎日で、ゴールデンウィークは家の修理と家族サービスで費やしたので、たまには山に行こうと計画を進める。そこで今回は山梨百名山でもあり秀麗富岳十二景でもある本社ヶ丸に登ろうと決定しました。秀麗富岳十二景で最後に残った山だったので、今回で十二景制覇となります。

登山口〜大幡八丁峠
 娘たちに気付かれないようにコッソリと家を抜け出たら、中央自動車道で河口湖ICへ向かう。久々に中央道を走らせていると、何だか様子が変だ。最近の上野原〜大月間は車線工事が続いていたので、もう殆ど工事は完了して以前の面影が無くなるくらいの変わりように驚いてしまった。その様変わりした中央道を進んで河口湖ICを降りたら今回の駐車場となる三ツ峠登山口へと向かう。御坂トンネル手前より林道へ入って行き、三ツ峠登山口の駐車場に車を停める。まだ日の出まで30分以上あるのでシートにもたれて休んでいた。日の出時間が過ぎ、やや明るくなってきたら登山の準備をして、熊除けの鈴をザックにぶら下げたら登山を開始する。三ツ峠登山口なんだから殆どの人は三ツ峠へと向かうけど、私はゲートを越えて清八林道を進んでいく。朝のピリッとした空気の中を鈴の音を響かせながら、テクテクと40分程登っていくと林道の終点となり、頭上に大きな電波塔が建っているのが見える。この林道の終点が大幡八丁峠で、ここからようやく登山道になる。

大幡八丁峠〜本社ヶ丸
大幡八丁峠から新緑がきれいな登山道を進んでいくと、さっき林道の終点から見えた電波塔が建っている清八山の山頂だ。天気が良いわりには薄くガスがかかってしまい、展望は良い状態とは言えないが、これから向かう本社ヶ丸や三ツ峠山、そして大きな富士山が見える。清八山を下ったところが清八峠で、笹子からのルートがここで合流する。稜線に沿った登山道を登っていくと、展望の良い露岩の上に出てくる。富士山、三ツ峠方面の反対側には御坂山塊が続き、綺麗な三角錐をした釈迦ヶ岳が見えている。これで空気が乾燥していたらもっと展望が良かったのに残念なことだ。露石を超えて更に進んでいくと、いよいよ本社ヶ丸山頂部の登りとなってくる。岩だらけの急斜面を登るときは、どうもストックが邪魔になってしょうがないが、これが無いと調子が出ないので、何とか一歩ずつ高度を上げていくと、ヒョコっと本社ヶ丸の山頂に到着した。

本社ヶ丸〜登山口
山頂には山梨百名山の標識と三角点があり、周りの木々はあまり多くないので空気が澄んでいたら、もっと展望が良かっただろう。案外狭い山頂で食事の用意を始めながら写真を撮って、豪華な食事(いつものカップヌードル)を食べ終えて一息入れたら、下山することにする。山頂部の岩を慎重に降りて露岩まで戻ると、前方に清八山が見えてくる。あの山を越えて大幡八丁峠に下ったら、あとは林道歩きだけとなってしまうのが、なんだか物足りない気がしてくる。露岩をくだり、清八峠からひと登りで、清八山となり、あとは大幡八丁峠に下るだけだ。降りてきた大幡八丁峠で一息入れたら、清八林道を下っていく。まだ時刻は午前8時を過ぎた頃で、これでは帰りに寄る日帰り温泉に行くにはまだ早いようで、どうしようか?どこの日帰り温泉に行こうか?などと考えながら歩いてくと車を停めてある三ツ峠登山口に戻ってきた。
帰りの日帰り温泉はまだ時間があるので、都留市までのんびり車を走らせ、戸沢にある温泉施設に寄って家路に就いた。

反省
 今回の山行は工程の半分が林道歩きだったので、あまり良いコースだったとは言えないけど、静かな山行を味わうことができた。この季節は気温差が激しいので被服調整が難しく、服にこもった熱でカメラのレンズが曇ってしまうのを何とかしないとダメだ。そろそろデジカメが欲しくなってきた。(今のカメラ大きいし、重いし、曇るし、邪魔だし)